33歳 女性
治療方針
治療前写真①の如く、目の下のくま存在を認めます。 下睫毛直下に8年間に他院で行った目の下のくま、たるみ皮膚切開法による軽度の瘢痕を認めます。
この患者様の目の下のくま、たるみは、皮下軟部(脂肪)組織の構造的な位置関係が主な原因です。この状態を改善すべく、目の裏側から行う目の下のくま、た るみ治療(経結膜的下眼瞼形成術)を行いました。
目の下のくま、たるみ治療料金:
367,500円(消費税込み。他院治療歴があり、再治療のため)
治療後の評価
治療1ヶ月後の写真②を観察すると、8年前に他院で施行した皮膚切開法で改善されなかった目の下のくま、たるみが大幅に解消されました。その理由は目の下のくま、たるみは、皮膚のたるみが原因ではなく、皮膚奥にある皮下軟部(脂肪)組織の構造的位置関係が本当の原因だからです。わかりやすく説明すると、皮下軟部組織が目の下のくま、たるみを強調させているのでこの部位を調節しできるだけ目立たなくさせました。
目の下のくま、たるみは皮膚自体の色素沈着やたるみが本当の原因ではありません。皮膚は皮下組織の状態を表面的に伝えているだけで、本当の原因は皮下組織 に存在します。 この症例のように8年前に皮膚のみの切除を行っても、ほとんど改善効果が得られなかったことが、この事実を証明しています。
本症例のように、他院の目の下のくま、たるみ皮膚切開法後の下睫毛部傷跡があまり目立たなかったことは幸いです。しかし、手技具合よっては、傷跡が目立つ 可能性がありました。また、皮膚切開法では眼輪筋を損傷する可能性があり、目の下の膨らみ(いわゆる“涙袋”)が消失して平坦となります。目の下が平坦に なると、目元の表情が不自然になるのみならず下眼瞼が外反気味になりドライアイを誘発する可能性もあります。
このように、皮膚切開法に伴う後遺症発生の可能性を考慮すると、目の下のくま、たるみ治療は、皮膚自体に明らかなたるみを認める場合を除いて、出来る限り 皮膚切開を行わず目の裏側から行うべきです。
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